障害年金とは?
障害年金は、病気やケガによって生活や仕事などが制限されるようになった場合に、現役世代の方も含めて受け取ることができる公的年金です。病気やケガで初めて医師の診療を受けたときに国民年金に加入していた場合は「障害基礎年金」、厚生年金に加入していた場合は「障害厚生年金」や「障害手当金(一時金)」が請求できます。
現在、日本には身体障害者、知的障害者、精神障害者の方は964万人ほどいっらしゃると推計されています。しかしながら、障害年金を受給されているのは216万人ほどで、障害者全体の4分の1程度です。
そもそも障害年金制度の存在を知らない方や知っているけれど手続き方法が複雑でわからないために「本来受給できるはずの年金を受給できていない方が多数いっらしゃる」のが現状です。
また障害年金を受給できるかどうかは、お一人おひとりの病状や障害の程度、保険料納付要件などによって違うため、病院などで聞いたことはあるけれど、深い内容までは教えてもらえず、よく知らなかったがために請求漏れにつながっているケースが多くあります。
年金といえば、将来ご自身が年をとってからもらえる老齢の年金をイメージされる方が一番多いと思いますが、そればかりではありません。ケガや病気で仕事ができなくなったり、身の回りのことに支障を生じたときに”私たちの生活の安定を守ってくれるもの”として、現役世代も含めてカバーしてくれるものが障害年金です。
障害年金の種類と年金額について