令和4年(2022年)5月からマイナポータルから国民年金手続の電子申請が可能に

日本年金機構は令和4年5月からマイナポータルを用いた国民年金手続の電子申請を開始しました。

今回、電子申請が可能となった各種届出は
・退職して厚生年金保険から国民年金への切り替え手続(厚生年金2号から国民年金1号への種別変更)
・国民年金被保険者・納付猶予申請と学生納付特例申請
・海外からの転入等によるはじめて国民年金制度への加入手続

の三本柱です。

 

それぞれの申請用紙は

・国民年金被保険者関係届書
・国民年金保険料免除・納付猶予申請書
・国民年金保険料学生納付特例申請書
で電子申請ができるようになります。

 

電子申請のメリットは?

① 24時間365日申請が可能
② スマートフォンによる申請が可能
③ 処理状況と申請結果の確認が可能

 

電子申請に必要準備は?

・マイナンバーカードを用意
パスワード①:利用者証明用電子証明書のパスワード数字4桁
パスワード②:券面事項入力補助用パスワード数字4桁

・マイナポータルの利用登録

●利用者証明用パスワードとは?

利用者証明用パスワードは、
マイナンバーカードに搭載されている
利用者証明用電子証明書のパスワードで
数字4桁のものです。
当該パスワードは3回連続で間違える
とロックされてしまうので注意が必要です。
ロックした場合は市区町村窓口で
パスワード初期化を申請する必要があります。

●券面事項入力補助用パスワードとは?
券面事項入力補助用パスワードは、
マイナンバーカードに記載されている
4情報(氏名・住所・生年月日・性別)
を読み取るためのパスワードで
数字4桁のものです。
当該パスワードは3回連続で
間違えるとロックされてしまうので
注意が必要です。
ロックした場合は市区町村窓口で
パスワード初期化を申請する必要があります。
マイナンバーカード方式においては
マイナンバーカード方式の利用開始時に使用します。

詳しくは、公的個人認証サービス
ポータルサイトに説明があります。

 

マイナンバーカードを手元に用意してマイナポータル利用手続が完了すれば申請手続はできるようになります。

  • マイナポータルのトップ画面「年金の手続をする」を選択
  • 国民年金に関する手続画面で申請する手続を確認して「手続に進む」を選択
  • パスワード②:券面事項入力補助用パスワード数字4桁を入力して、スマートフォンの裏側にマイナンバーカードを押し当てて読み取りを開始
  • 画面の案内にしたがい、申請に必要な各項目の入力と選択
  • 個人情報の取扱いなどを確認して「同意する」「申請する」を選択

送信完了すれば電子申請完了!です。

場所や時間を選ばず、いつでもオンラインで国民年金の各種届出ができるととても便利です。
今後、日本年金機構は同様の仕組みを用いて扶養親族等申告書をはじめとする年金給付関係届書についても簡易な電子申請のサービスを提供する環境整備に向けた検討を進める方針を示しています。

 

マイナポータルをねんきんネットとつなげることも可能

今までのご自身の年金記録がスマートフォンから確認できたり、将来の年金見込額の試算ができるなど、マイナポータルをねんきんネットにつなげる設定をすると中長期的な目線でご自身の年金の受け取りをシミュレーションすることもできるようになり、より活用が広がります。

マイナポータルによる電子申請を機に年金制度をより身近なものにしてぜひ活用していきましょう。

 

令和4(2022)年5月よりマイナポータルから
国民年金手続の電子申請ができます。
日本年金機構リーフレット

電子申請(マイナポータル)
日本年金機構HP

Follow me!